いつも有難うございます。今日はエッセイ風笑。
休日、北矢三にあるYukinkoさんへ出掛けた。
美味しいパンとコーヒーを求めて。
そして10周年のお祝いを伝えに。
インスタで気になっていたジャンボンブール。
ジャンボンブールという名前をこの度知った。
(知らなかったというのもサンド屋としていかがなものか?)
悩まずカプチーノとジャンボンブールをオーダー。
「ジャンボンブールは温めてもらうのと、冷たいままとどちらが美味しい?」
オーナーのユキさんは少し考えて
「常温程度にちょっとだけあっためるんがいいと思う」
そう答えると冷えたショーケースからジャンボンブールを一つ出してベテランスタッフさんに渡した。
窓の外を眺めながら待っていると存在感のあるサンドイッチと白い泡からツヤのある湯気のカプチーノが運ばれてきた。
「いただきます」
仕事柄サンドイッチはまかないで食べるものと思っているので意外とサンドイッチを食べる機会がない。食べる機会があったとしても自分では作らないパンの方に気がいってしまうからだ。
一番にジャンボンの方をかぶりついた。フランスパンに四つ葉バターがたっぷり塗りこまれ、こだわりの大山ハムが贅沢に挟んである。パンの温め具合に悩んだのは、たっぷり塗ったバターの戻し具合とフランスパンの食感をどの辺りに持っていくかというバランスを考えてのこと。
まさに「常温程度に温めた」ジャンボン。
気がつくとひし形のパン粉と湯気の出るカプチーノだけになっていた。
10周年貫禄のジャンボンブール。
ごちそうさまでした。